
HSPとHSS両方の気質を持っていても、長続きする仕事ってあるの…?
読んでくださり、ありがとうございます。今回は、そんなお悩みを5分で解消しましょう!
両方の気質を持っているからこそ、おすすめする仕事があります。
本記事の信頼性

☑HSS型HSP(105)
☑ 25歳にして異業種への転職経験3回
☑ 現職は在宅社員ライター・フリーライター(作詞など)
HSPとHSS両方の気質を持っていても、仕事を長く続けるためには、「どんな環境で仕事をするのが心地よく感じられるか」を優先させることが大切です。

この記事を読んで、何度も履歴書を書くことがないようにしましょう!
そもそもHSPとHSSの違いは?

そもそも、HSS型HSPは、2つの性質を併せ持っています。
- HSS=好奇心旺盛で、行動力に満ち溢れている。
- HSP=周囲に繊細で、1人の時間が圧倒的に必要。

HSS型HSPって、真逆の性質を同時に持っているってこと…?
そうなんです。その両極端な性質に振り回されてしまうこともしばしば。
HSPとHSS両方を持つということは、「ブレーキを踏みながら、アクセルも踏んでいる状態」とイメージして下さい。

1日のうちでも、タイミングによってHSS・HSPのいずれが強いかは異なります。
これはあくまで私の感覚ですが、エネルギーを消耗すると、HSPが強くなったりしますね…。

また、どちらの気質が強いかは、人によっても差がありますよ。
>>>「HSSよりもHSP気質の方が強い」と感じる場合は『HSPにおすすめの仕事4選【転職経験3回、25歳の私が解説】』でHSPに特化したおすすめの仕事をチェックするのがベター◎
では、そんな両極端な性質を持つHSS型HSPがうまく仕事と向き合うためには、何がポイントなのでしょうか?
HSPとHSS両方を持つ人が長く続けられる仕事の特徴2つ

2つの気質をいかに上手く操れるか、がポイントだと思っています。
仕事に飽きがこないよう好奇心を満たしつつ、刺激的すぎない環境。
これがHSS型HSPにとって、ハズせない条件だと感じています。

これをより具体的にすると、2つの特徴がありますよ。
HSS型HSPにすすめる仕事
・色々な情報に、間接的に触れることができる仕
・多くの人との接点もあり、孤独に作業もできる仕事
色々な情報に、間接的に触れることができる仕事
HSSは、ずば抜けて好奇心が強い方がほとんど。
逆に言うと、ルーティンワークにはすぐに飽きてしまいがちなんです。
だからこそ、色々な情報など常に目新しいものに触れられる仕事をおすすめします。
またHSPも併せ持つので、周囲の強い刺激には弱い、といった性質があります。
そのため、「間接的に」多くの情報に触れる仕事の方が良いでしょう。
常に人混みに飛び込んで調査をしなければならない、など刺激と常に隣り合わせなのはおすすめしません。

自分のペースで、ネットや書籍で情報を調べることを主とする仕事がいいですね。
具体的には、リサーチャーやライターなどが挙げられます。
他者との接点もあり、孤独に作業もできる仕事
HSPとHSS両方を持つ人は、基本的に群れて行動するのを好みません。
孤独に作業をするのが全く苦でなく、むしろ集中できて落ち着ける人が多いです。
かといって、全く誰とも接点を感じない仕事だと、刺激が少なすぎて面白みを感じられなくなってしまうんです。

ここがHSSらしさ、ですね…。
Slackなり、電話なり、ミーティングなり…何かしら他人と繋がっている(1人じゃないんだという)感覚を持てる程度の環境で仕事をするといい塩梅でしょう!
HSPとHSS両方を持つ人におすすめの仕事4選

先ほどの特徴を元に、実際にどんな仕事が向いているのか、見てみましょう!
HSS型HSPにおすすめの仕事
・脚本家
・SNS運用
・デザイナー
・インタビュアー
脚本家
脚本家は、動画や書籍などのストーリーを考える仕事。
ドラマや映画、ラジオなど、幅広い媒体で活躍する可能性があります。
多くの人の心を動かすためには、世間で今どんなことが起きていて…など常に情報収集しなければなりません。
基本的に1人での行動が多く、集団行動が苦手なHSS型HSPにもぴったり!
また、新たな情報をただ知るだけではなく、それを生かしてどのように読者に伝えるかなど、自分ならではの「独創性」を生かすこともできますよね。

自分にしか作れないものを世の中に発信できるのは、ワクワクすること間違いなし!
SNS運用

私の仕事がまさにコレです!
SNS運用は、SNSを使って多くの人の心に刺さる投稿を作る・管理する仕事です。
HSPとHSS両方を持つ人は、飽きずにワクワク出来る仕事だと実感しています。
色んな人の気持ちに共感できるHSPらしさ、そして独創性やアイデアが常に求められます。
また、HSPだけでなくHSS両方の気質を持つなら、自分が追い込まれている感じ、好きじゃないですか?笑
SEOなどのライティングとは異なり、SNSであれば1投稿単位ですぐに反応がハッキリ分かります。

刺激も追い求めながら、自分なりの色を出せる”SNS運用”はおすすめですよ。
デザイナー
デザイナーは、お客さんの意図をデザインという形で表現する仕事です。
WEB媒体など、幅広く活躍の場がありますね。
この仕事では、お客さんの意図(真意)を汲み取り、さらにその意図を自分なりにデザインする必要があります。
この意図を汲み取る力はHSP、そして、自分なりにデザインする力はHSSと、両方の気質があってこそでは?

1人で作業する時間が大いにあるので、環境に左右されにくいですよ!
インタビュアー
インタビュアーは、取材相手から話を聞き出す仕事です。
「この人とは話をしていて心地良いな」と思ってもらえなければ、務まりません。
相手がどんなことで喜ぶのかなどを考える時に、HSPの「周囲から敏感に情報を察知する力」がここで生かされますね。
また、HSSは好奇心が強いので、取材相手についての関連資料を事前に読み込む作業も億劫に感じないはず。
さらに、専門誌のインタビュアーであれば、深堀りして専門性を身につけたい方にもぴったり。

インタビュアーこそ、いい塩梅で「1人の作業」と「好奇心を満たす」ことができるのでは!
HSPとHSS両方を持つ人の仕事に対する悩み

HSPとHSS両方を持つ場合、2つの相反する性質に悩まされることが多々あります。
特に仕事では、会社という枠組みの中で行動しなければならず、長時間にわたって自由がきかない状況になります。

だからこそ、仕事で悩むことが多いのね…
仕事でどんなことを悩んでいるのか、実際にHSPとHSS両方を持つ人に聞いてみましょう。
HSPとHSS両方を持つ人の悩み
・カミングアウトすべきか悩む
・人間関係を鬱陶しく感じやすい
・自分の行動を阻止されてしまうことが多い

そのお悩み、shionがお答えします!
カミングアウトすべきか悩む

仕事の上司には、HSPとHSS両方について分かって欲しいけれど…伝えるべき?
率直にお答えします、「NO」です。
上司にHSPもHSS両方について理解して欲しい、という気持ちは分かります。
が、伝えられた側はどう思うでしょうか?実際にイメトレしてみましょう。

私、実はHSS型HSPで、仕事で疲れやすいんです。だから、あんまり多くの仕事を引き受けられません…。

えっ、いや。その仕事はみんなやってることだから、キミも同じだけやらないと…給料もらってるでしょ?
というのが、よくあるパターンかと思います。
厳しいようですが、「上司にHSPとHSS両方について分かってもらいたい!」というだけなら、伝えない方が良いと思います。(あくまで私の意見です)
ただし例外があります!
それは、「HSPやHSSを伝えて」そのうえで「自分がどう譲歩する」から「どうして欲しいのか」まで伝えたい場合です。
先ほどのように「私はこんな性質なんです、私に合わせて下さい」とだけ伝えられても、相手は困ってしまいます。
例えば、こんな感じで伝えたらどうでしょう?

私はこういう気質のせいで疲れやすいんです。仕事量は変わらずこなすので、定時であがり、社外でできる作業は自宅でやらせてもらえませんか?

おお、そうなのか…そんな気質があるのか。そんなに困ってるなら、ちょっと上の人に掛け合ってみるよ。
先ほどと全く受け取るイメージが違いますよね。
どうしても仕事で困っている場合は、「相手のことも考えた」伝え方をするようにしましょうね!
人間関係を鬱陶しく感じやすい
HSPとHSS両方とも、人との接触が面倒くさく感じることが多くあります。
なぜなら、相手の顔色を自然と見たりして、1人で行動する時よりも圧倒的に気を遣う場面が増えるから。

別に、積極的に顔色を見ようとしているわけではないのに、勝手にそうなるのよね…。
うんうん、そうですよね。でも、誰かと過ごす時間も作った方がベター!
HSPとHSS両方を持つ人は気分に波があるので、HSS度が強い時だけでも、誰かと過ごすようにしてみましょう。
なぜかと言うと、色んな人と接することで見える世界もあるから。
私もソロで行動するのが大好きですが、あえて大人数の飲み会に行くなどして、他者との接点を作るようにしています。

1人では悶々と悩んでいた仕事のことなどが、あっさり解決されたりすることも多々(笑)
他の人といると緊張して話せない…なんて方は、お酒の席がダントツでおすすめ。
それに、シラフでは話せないことも話してくれたりするので、一気に仲が深まります、本当に!笑
自分の行動を阻止されてしまうことが多い
HSPとHSS両方を持つ人って、なぜだか直感に長けています。なぜだか。
そして、その直感に従って、仕事で何か提案したりすると、「そんなの無理だって!まだ止めとこう。」なんて阻止されることもしばしば。
いざ、結局やってみたらめちゃくちゃ大成功…なんてことも珍しくありません。

絶対良い案なのに!なんで分かってくれないのよ…。
と思った経験があるかもしれませんが、あなたの成功を周囲が邪魔したいから、ではありませんよ。

この解決策は、あなたが「周囲を納得させるプレゼン」をすること。
その際には、言語化するなどして、相手を説得する必要があります。
あなたの長けた(なんとなくの)直感を、周囲が理解できるように、ロジックを立てて説明するんです。
直感を裏付けるために、きちんとデータなど準備して、直感力がない人も納得するプレゼンをしましょう。
そうすれば、「そういうことだったのか!」とギャフンと言わせることができます。

その瞬間は、仕事やってて良かった!!と心底思えますよ!
直感は、強みです。誰にでも備わっているものではありません。
言語化する力を鍛えて、強みを最強な武器にしましょう!
HSPとHSS両方を持っていても、仕事を転々としない!2つのコツ


HSPとHSS両方の気質があるから、仕事が長続きできなくて…
なんて思った方!
HSPとHSS両方に合った仕事との向き合い方を知ってないこと、が原因ではないでしょうか?
HSS型HSPが仕事と長く向き合うために
・二足のわらじで生活しましょう
・仕事のストレスをこまめに発散しておきましょう
二足のわらじで生活しましょう
二足のわらじ、つまり、2つ以上の居場所を持ちましょう!
なぜかと言うと、HSPとHSS両方の気質を持っていると、いつも同じ仕事を繰り返す…というのが億劫な人が多いからです。
私の場合、「SNS運用・作詞・ブログ」が主な仕事です。
正直、社員の仕事をした後に、毎日フリーランスの仕事をするのはキツイこともあります(笑)
それでも、3つとも異なる分野の仕事なので、どの仕事をしていてもなんだか刺激の種類が違って、とかくワクワクの方が勝つんですよね。
また、それぞれの仕事で異なる性格の方々と接することになるので、その出逢い自体も刺激的でワクワクします!

HSPとHSS両方を持つ方は、ぜひ2つ以上の居場所を持つようにすると、毎日が刺激的で飽きませんよ。
仕事のストレスをこまめに発散しておきましょう
HSP度の強い方に特におすすめするのが、こまめなストレス発散をすること。
HSP度が強いと、些細なストレスをためてしまいがちです。
誰かに話しを聞いてもらうにも、「誰に話したら分かってもらえるのか…」と悩んだり、話した後で「何か悪いことを言ってないかな」と不安になったり、と一苦労ですよね。
そんな人こそ、ココナラで「見ず知らずの人」に愚痴などを吐き出す機会を作るべき。
ココナラって?
ココナラは、個人の技術を個人同士で直接取り引きして、金銭のやり取りを行うサイト。ココナラには、デザインやWebサイト作成、ナレーションなど幅広くやり取りされています。
私もココナラの利用経験者ですが、レビューのコメントがどれもしっかりしていて、安心して使えましたよ〜!
>>>ココナラが気になった方は『【HSPとエンパスの仕事】長続きできる3つの特徴』の中にある「普段接することのない人に話を聞いてもらう」で、まずは詳しくチェックしてみて下さい!
素朴な疑問:HSS型HSPって天才なの?

正直、これは人によりますね、きっと(笑)
お悩み相談のサイトなどでも、同じような質問を多く見かけましたね…。
言えることはただ1つ。
「HSPとHSS両方の気質ともに、生かすも殺すもあなた次第」だと思います。
私も自分の気質のせいで悩まされた時期が長くありました。
なので、今気質に悩んでいる人の気持ちは、痛いくらい分かるつもりです。
けれど、そのまま「せっかくの生まれ持った才能を否定し続ける」ならば、永遠にそのままです。
ずっと自分のほんの一部を嫌いになったまま、生きていくことになります。

そんなの、悲しくないですか?
もしあなたが、少しでも変わりたいと思えることができたなら、それだけで十分大きな一歩です。
それは、半端じゃない一歩。
時々DMで「ちょっとずつですが、私も変わってみたいと思えました」などとメッセージを頂くことがあります。
そんな方々に再度お伝えしたい…そんなに謙遜しないで!

その1歩が、1番重くて、大きな1歩です。ものすごい成長です。
なんたって、私も同じ経験をしているから。
今になって、あの時の1歩が、1番重くて大きかったと気づけました。
今日より、あなたが、あなたを、好きになれますように。
モヤモヤしている今こそ考えるべき、これからの仕事について

あなたがあなた自身を好きになるためにも、充実した毎日は必要不可欠ですよね。
1日の中で3分の1(8時間ほど)は、仕事が占めています。
仕事が億劫になってしまうと、充実した毎日どころか、あなた自身も楽しく生きていくことができません…。
もし今の仕事が合っているのか分からない…という気持ちが少しでもあるなら、まずはどんな仕事があなたには合っているのかだけでも知っておくことが大切です。
なぜなら、いざ今の仕事を辞めたいと思っても、次のステップが見えていなければ、不安が勝ってしまい次の行動に移せないから。
ひと括りにHSPなどと言っても、人それぞれに合った仕事があります。
どんな仕事があなたには合っているのか『【転職3度のHSPが実践】後悔しない職業の探し方ロードマップ』で確認しておきましょう。

あなたの毎日がちょっとでもワクワクするよう、1歩を踏み出しましょう!
まとめ:HSPとHSS両方の気質を持つなら、仕事選びは2つの特徴を意識すべし

ここまで、長々とお付き合い下さってありがとうございました。
素直に、こんなに読んでもらえたのが嬉しいです!
では最後に、今までお話したポイントをまとめておきますね。
HSS型HSPにすすめる仕事の特徴
・色々な情報に、間接的に触れることができる仕事
・多くの人との接点もあり、孤独に作業もできる仕事
HSPとHSS両方を持つ人におすすめ
・脚本家
・SNS運用
・デザイナー
・インタビュアー
HSPとHSS両方の気質があると大変なことも多いと思います。
でも、本当に、その気質は”天性”です。
生かせる仕事を、一緒に探していきましょうね!
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